貧乏暇なし生活者

 彼女と話をしていると、金銭感覚が狂っちゃって、話ができなくなる。

聴いているだけにしていても、「どせ私は、貧乏よ。貧乏暇なし雇われ

人間よ」っつて、卑屈な感情が脳内を交差し胸が苦しくなる。声を大にして

叫んでやりたい卑屈な感情も、少なからず残っているプライドが邪魔を

してくれるから、私はストレス。この女子社長に会うとストレス。

 全部おごってくれるから、何も言えない。従業員を抱えながら、

税金対策 節税をする購入品の桁違いを話す彼女はなかなか私を

解放してくれないんだもん。

 でも、最近は少し変化したなと思う彼女の投資力!会員制のホテルを

買い占めて、従業員に安く提供する福利厚生を増やしたとか。

 私と行けば、宿泊も食事もフリーよって。

ただほど怖いものはない。貧乏なのにただは怖い。

貧乏暇なし生活者である。

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